Wall storage
壁面収納とは
展開している壁面収納について紹介
住まいに美しく収まり、地震にも強い——。
2002年から培ってきた壁面収納づくりの知恵と技術で、空間のすみずみに“安心”と“機能美”を届けます。
突っ張りや金具を見せない設計、確かな耐震構造。 長く使える品質とデザインで、理想の収納空間を実現します。
突っ張りや金具を見せない設計、確かな耐震構造。 長く使える品質とデザインで、理想の収納空間を実現します。
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はじまり ―
2002年、『暮らしのデザイン』から私たちの壁面収納の原点は2002年。家具・インテリアの通販カタログ『暮らしのデザイン』からの依頼を受け、読者の“置き場の悩み”に応える専用企画として取り扱いを開始しました。当時はまだ「壁面収納」という言葉自体が一般的ではなく、天井に伸ばす突っ張りが見える構造。それでも住まいに合わせてつくる受注生産と堅実な固定で、安心して使える収納を届け始めました。この経験が、現在の設計思想の礎です。 -
進化 ―
2006年、名称の定着とデザインの磨き込み2006年ごろ、世の中で「壁面収納」という呼び名が広まり、私たちも設計を一段と磨きました。天井と家具の間に生じる突っ張り機構はカバーで見えにくく処理し、框や見付のプロポーションを整えて空間になじむ家具へ。耐震面では下地への確実な固定と転倒抑止の冗長設計を徹底しました。意匠性と機能性を同時に高めることで、“見た目よし、地震にも強い”をスタンダードに。名実ともに、壁面収納の価値が確立していきます。 -
現在 ―
美しさを隠し、強さを内包するいまの壁面収納は、創成期からの知見を活かし、1mm単位の別注対応と拡張性を備えています。突っ張りや金具は意匠内に隠し、天井・巾木・配線・設備まわりも美しく納めるディテール。耐震性能はそのままに、シリーズ案件の量産や短納期にも対応可能です。リビングからオフィス、ホテル・医療施設まで幅広い用途で、図面段階から最適解をご提案。長く安心して使える“収まりの良さ”を、確かな技術で形にします。
安心の耐震設計
「家具を凶器にしない」ための工夫
地震発生時、室内のケガ原因の多くは家具の転倒や落下によるもの。私たちは「家具を凶器にしない」ことを使命に、早くから耐震実験を実施してきました。家具の上置きを天井に突っ張って固定することで転倒を防ぎ、引き出しや扉にはラッチを採用して飛び出しを抑制。さらに、すべり止めマットで家具本体の移動も防ぎます。こうした細部への工夫を積み重ね、安全性とデザイン性を両立した“倒れない収納”を追求しています。
実験で確かめた「安心のカタチ」
カタログ『暮らしのデザイン』との共同で行った耐震実験では、震度6〜7の強い揺れを再現。家具がどのように動くのか、実際の居室空間を想定した検証を行いました。結果、つっぱり上置きや耐震ラッチ、すべり止めマットなど4つの耐震アイテムの組み合わせが、転倒・落下・飛び出しを大幅に低減することが確認されました。地震という想定外の瞬間にも、大切な暮らしを守るために。私たちは“確かな実証”に基づいた設計を続けています。
美しく、強く。これからの壁面収納へ
耐震性能は見た目を損なわずに備える時代へ。金具や突っ張りを隠しながらも、構造内部では堅牢な固定と分散設計を行い、地震時の揺れを最小限に抑えます。日常では静かに存在し、非常時には確かに支える──それが私たちの“美しく強い収納”の理念です。壁面収納の進化は、単なる収納力の拡大ではなく、「暮らしを守る力」そのものの向上。見えないところにこそ、長年培ってきた技術が息づいています。